Bytecoinバイトコイン(BCN)でどんな事が出来るようになる?

最近になって仮想通貨を知った方もいらっしゃるかもしれません。

仮想通貨の歴史自体はそれほど長いわけではなく、一番有名なビットコインですら2009年の公開です。

ビットコイン以外の多くのアルトコインの公開は2016年や2017年なので、仮想通貨について最近まで知らなかったのも当然です。

多くのアルトコインが最近のものであるのに対し、Bytecoin/バイトコイン(BCN)は意外と歴史の長いアルトコインですが、世間ではあまり知られていません。

この記事を読んだらわかること

  • Bytecoin/バイトコイン(BCN)の歴史について
  • 他の仮想通貨と似ている点や特徴がわかる
  • 将来性があるか

概要

Bytecoin/バイトコインとはプラットフォームの名前であり、BCNはプラットフォーム上で利用できる仮想通貨です。

2012年7月に公開された仮想通貨であり、ビットコインが公開された4年後にリリースされているので、古株のアルトコインと言えます。

現在非常に有名になっているイーサリアムでも2014年の公開であるため、イーサリアムよりも古いアルトコインです。

開発者はAfdi,Alexandre氏とDavid Inostroza氏であり、開発団体はbytecoin.orgと呼ばれる組織です。

Bytecoin/バイトコイン(BCN)は、初期のアルトコインに含まれているものの、CryptoNoteアルゴリズムによって匿名性の高いトランザクションを行える特徴があります。

また使用されているマイニングアルゴリズムはCryptoNightと呼ばれており、多くの方がマイニングに加わることができます。

特徴

Bytecoin/バイトコイン(BCN)には、大きく分けると3つの特徴があります。

  • CryptoNoteアルゴリズムによる匿名性の高いトランザクション
  • 偏ったマイニングを防止するCryptoNightアルゴリズム
  • ブロックチェーン生成時間が短い

ビットコインで行われた取引記録は、送信者と受信者のアドレスと取引記録の3点が、ブロックチェーンに記録されます。

よって取引の正しさを立証でき、不正が入り込む余地がなくなるメリットがあります。

しかしトランザクションが記録されているブロックチェーンは世界中に公開されるため、どんなIPアドレスの人が、どのような取引をしたのか知られてしまいます。

個人情報の観点から考えると、このような記録はあまり望ましいものではないため、取引内容については匿名にできる方が良いでしょう。

匿名性という観点で作られた仮想通貨がBCNであり、使われたアルゴリズムがCryptoNoteと呼ばれるものです。

Bytecoinを基本に作られた比較的新しいアルトコインであるMoneroでも、CryptoNote は、引き続き使われている技術であり、今でも有効な匿名性に関するアルゴリズムです。

CryptoNoteによって行えることは次の2つです。

  • リング署名によるトランザクション匿名化
  • ワンタイムキーによるトランザクション匿名化

Bytecoinの取引で行なうリング署名とは、複数の人によって行われるトランザクションをリングのようにくくり、一度に承認をする方法です。

署名を行う人数は複数いますが、採用される署名は1人だけであり、誰の署名でトランザクションが行われたのか分からなくなります。

これによって取引自体に関する詳細もはっきりしなくなるため、取引内容が誰かに知られてしまうことはありません。

リングは決まったグループで行われるわけではなく、毎回異なり他のグループに加わることもあります。

そのためトランザクションの度にメンバーが異なるので、毎回のトランザクションの詳細を突き止めるのは不可能になります。

もう1つの匿名化は、ワンタイムキーという方法です。

Bytecoinの取引では、マスターキーによって閲覧用と送金用のアドレスが発行されます。

閲覧用のアドレスとは、取引の内容を閲覧するためのアドレスであり、送金用アドレスとは仮想通貨を送る先のアドレスです。

ワンタイムキーという方法を使用すると、異なる送金用アドレスが取引の度にマスターキーから発行されるため、第三者はもともとの送金アドレスを把握できなくなります。

Bytecoin/バイトコイン(BCN)のトランザクションが、匿名性に優れていることがわかります。

2つ目の特徴は、マイニングに関係するCryptoNightアルゴリズムです。

CryptoNightアルゴリズムは、一般的なPCによるマイニングを念頭において作られているため、誰でも簡単にマイニングに参加できます。

ビットコインなどにはない特徴です。

最後に、ブロック生成をするタイミングがビットコインなどよりも早いことです。

ビットコインでは、1ブロックの生成は10分に一度行われますが、Bytecoinでは2分間に1つのブロックが生成されています。

10分に1つのブロックを生成するビットコインでは、取引量が大きくなり過ぎて、ブロックの処理が追いつかなくなる現象が多発しています。

これがビットコインの取引処理スピードが遅い原因の1つです。

しかしBytecoin/バイトコイン(BCN)であれば、トランザクションがトラフィックを起こす前にブロックを完成させていくため、処理スピードが早くなるわけです。

こうした3つの特徴が、そのままBCNのメリットとなります。

メリット

Bytecoinに登載されているアルゴリズムCryptoNightによって、誰でも自分のPCでマイニングに加われるようになりました。

ビットコインなどのアルゴリズムでは、企業がマイニング専用のASICを購入してマイニングを行うようになっています。

つまり個人のPCでは、高額なASICのマイニングマシーンには太刀打ちできないわけです。

CrytoNightアルゴリズムであれば、個人のPCでも十分マイニングができるので、マイナーとして報酬を得られるチャンスがあります。

同時に、ASICを導入した一部の企業だけがマイナーになる中央集中化を防げるため、公平さを保てます。

ブロック生成が2分に1度であれば、処理しなければならない情報が少なくて済むため、送金手続きもすぐに終了します。

結果として送金スピードが格段に早くなるメリットがあります。

ビットコインは送金手続きまで10分必要になると言われていますが、Bytecoinであれば平均1分で終了するとされています。

マイニング時の負担が少なくなるため、送金手数料も非常に安く設定されている点もユーザーにとっては大きなメリットでしょう。

デメリット

非常に優れた匿名性を持ち、手続きのスピードも早いBytecoin/バイトコイン(BCN)ですが、デメリットもあります。

第1に匿名性の高い他のアルトコインに追い抜かされてしまっていることです。

匿名性の高いアルトコインという分野で、MoneroやVerge、そしてZcashといった通貨に完全に遅れを取ってしまっています。

他のアルトコインとの差別化を図れるような機能を付加できない限り、今後の飛躍は難しいと言わざるを得ません。

例えば、Bytecoinは実際の支払いに使用できるわけではなく、完全に投資用の仮想通貨になっています。

投資用として魅力がなくなれば、ユーザーは完全に離れていってしまいます。

この技術として新しさがないという点は、仮想通貨としての今後を図る上で大きなマイナスになってしまいます。

まとめ

Bytecoin/バイトコイン(BCN)は2012年7月から公開されている歴史のあるアルトコインです。

匿名性に優れ、トランザクション処理の時間も非常に早い特徴があります。

マイニングでも一部に集中しないようなアルゴリズムが使用されているので、公平性のある仮想通貨と言えるでしょう。

しかしそれぞれの特徴で、他のアルトコインに追い抜かれてしまっているのが現状です。

投資対象としての魅力に欠けてしまっているため、新しい技術を開発していく必要があるアルトコインです。

とは言え今後、匿名性のある取引がさらに注目されるようになった場合は、現在の技術だけでも需要が増す可能性もあります。

仮想通貨へのニーズがどのようなものかを見極めてから、Bytecoinの購入を決める必要があります。

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