VeChainヴェチェイン(VEN)とは?真贋判定を持った仮想通貨

世界中で、ブランド品の偽物や食品の不正表示などの問題が取りざたされています。

偽物が世の中に溢れてしまっている中で、真贋判定できるVeChain/ヴェチェインというシステムに注目が集まっています。

この記事を読んだらわかること

  • システムを開発した企業の情報
  • VeChain/ヴェチェイン(VEN)の特徴
  • なぜVeChain/(VEN)ヴェチェインが開発されたのか
  • 今後のヴェチェインの可能性

概要

VeChain/ヴェチェイン(VEN)は、ブロックチェーン技術を活用して真贋判定を行うことのできるプラットホームです。

中国のBitSE社が開発したシステムで、偽物に悩む多くの業界での利用が期待されています。

システムであるヴェチェインに伴って公開された仮想通貨が、VENになります。

特徴

シンガポールに本社を置くFUSION Foundation Ltd.は、暗号通貨を使用して金融システムのプラットホームを開発している会社です。

FUSION Foundation Ltd.のトップであるDe Junqian氏は、子会社のBitSEのCEOを兼任しており、BitSEがVeChain/(VEN)ヴェチェインの開発を行ないました。

BitSEを構成しているスタッフは、イスラエルや中国、シンガポールで暗号通貨のプラットホーム開発に携わったプロ集団です。

肝心のシステムであるヴェチェインは、一言で言うと真贋判定か可能なプラットホームです。

現在は偽物の質が非常に高くなってきているため、多くの商品が本物なのか偽物なのか、判断が非常に難しくなっています。

特にブランド品の偽物の中にはグレードがあり、一番上のグレードの場合はあらゆる特徴を模倣しているため、ブランドショップの店員ですら判断できないケースもあります。

ヴェチェインはブロックチェーン技術を活用して、商品がどのような経路で、どのような材料を使用して作られているのか記録できるようにしたプラットホームです。

あらゆる方面に活用できるため、将来性の高い真贋判断システムとして期待されています。

どのような分野で活用が期待されているのか、ヴェチェインのメリットから見てみます。

メリット

VENは単なる仮想通貨としての価値だけではなく、活用法が多くさらに飛躍する可能性が高いです。

次のような分野でVeChain/(VEN)ヴェチェインのプラットホームを利用した真贋判断方法が活用できると期待されています。

すでに提携が発表されている分野もあります。

  • ファッションブランドとの提携
  • 中国のタバコ産業との提携
  • 農業での品質管理分野での利用
  • その他の食品での利用

ファッションブランドとの提携は、2016年にBabyhostとすでに行なわれており、実績があります。

ショップに置かれている商品が本物なのか、埋め込まれているNFCチップとブロックチェーンによって保存されているデータとの比較によってすぐに判明します。

これはBitSEのアプリケーションの利用によって、消費者本人が行うこともできるため、偽物を購入させられる心配がなくなります。

購入して自宅に戻った後で、作りが粗雑であることから偽物だと気付くことはありません。

VeChain/(VEN)ヴェチェインは本物か偽物かを判断するだけではなく、どこの工場で生産され、物流はどこのルートなのか、衣服の製造過程に至るまであらゆる情報を記録できます。

VeChain/ヴェチェインのプラットホームは、中国タバコ産業でも利用されることが決定しています。

ファッション業界と同じように、製品の製造過程の情報を記録するためにプラットホームを使用します。

中国のタバコ産業は国営企業が行っているため、いわば中国政府がVeChain/(VEN)ヴェチェインの導入を決定したのと同じことです。

今後、中国政府がどのようにVeChain/(VEN)ヴェチェインを扱っていくのか注目されています。

大企業との提携としては、2018年2月に世界的な車メーカーであるBMWとの提携が発表されています。

さらに世界中に2万店舗以上ある世界規模のコンビニチェーンとの提携も、2018年にツイッター上で伝えられています。

官民のどちらでもVeChain/(VEN)ヴェチェインのプラットホームが使われるようになっている事は、仮想通貨VENの未来を明るいものとしています。

今後期待できる分野としては、プラットホームを農業にも活用することです。

すでにVeChainは有機栽培を行っている農家に、ブロックチェーンを使用した農業専用のクラウドサービス記録システムを提供しています。

ブロックチェーンによってネット上に作物に関する情報を記録することで、農作物の収穫に関するデータを集めています。

農作物の生産性を高めるための研究を行うことができると共に、作物の品質管理まで同時に行えるようになります。

消費者は、目の前にある農作物が、誰によって作られたのか、いつ収穫されたのか、本当に無農薬なのか、どこで生産されたのか、どのような物流で届けられたのかを自分でチェックできるようになります。

情報はブロックチェーンによって保存されているため、途中で改ざんすることは不可能であり、品質保証として利用できます。

こうした分野においてVeChain/(VEN)ヴェチェインを活用できる未来があるため、今後VENへの需要は増え続けるでしょう。

単なる仮想通貨としての未来だけではない事が、最大のメリットです。

デメリット

VeChain/(VEN)ヴェチェインの最大のデメリットは、中国の仮想通貨であることです。

中国政府の仮想通貨への規制は厳しくなる傾向にあります。

現在のところは中国タバコでも、ヴェチェインの利用が発表されており、地方行政でもプラットホームを利用するとしています。

しかし中国政府の反応は、突然180方向転換してしまう可能性があり、急に規制がかけられてしまう可能性が残っています。

一旦規制がかけられてしまうと、仮想通貨の価格が暴落するリスクがあります。

中国の仮想通貨であるゆえに、安定性に欠けるという面が最大のデメリットでしょう。

しかし同時に中国政府からさらに重用される可能性もあり、その場合はVENの価格が高騰する可能性もあると言えます。

非常に高い将来性がありますが、若干の不透明さがある仮想通貨です。

また中国の仮想通貨であるため、日本の取引所では取引できないことです。

VENを購入する唯一の方法は、日本の取引所でビットコインなどを購入してから、ビットコインを中国の取引所に送金する方法です。

中国の取引所の口座を開設しなければならない事、送金の手数料がかかる事などはデメリットでしょう。

まとめ

VeChain/(VEN)ヴェチェインは、2017年8月に公開された中国の新しい仮想通貨です。

中国政府の反応に未来がかかっている仮想通貨であるため、今後の動きが不透明である部分があります。

VENを購入する場合は、中国政府の反応に注意する必要があります。

しかしヴェチェインのプラットホームを活用できる分野は、これまで以上に広がる可能性が非常に高いと言えます。

期待値が非常に高いため、公開時には1VENが24円でしたが、2018年1月には約20倍の460円まで高騰しています。

プラットホームとして、すでにファッションブランドとの提携を行い、商品の真贋判断に大いに役立つことが実証されています。

さらにBMWなど世界規模の大企業との提携も行なわれており、提携する企業はどんどん増えてくるでしょう。

単なる仮想通貨としての価値だけでなく、管理プラットホームとしての優秀さがヴェチェインにはあります。

VeChain/(VEN)ヴェチェインは、今後大きく期待できる仮想通貨の1つと言えます。

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