東京ビットコイン取引所はどんな会社だったのか振り返りました

2016年11月に株式会社テコテックが小会社として設立したのが、株式会社東京ビットコイン取引所です。

現在は株式会社東京ビットコイン取引所の株式を、全てDMM FXホールディングスに売却したため、運営会社はDMMへと変わり、取引所の名前もDMM Bitcoinに変わっています。

この記事を読んだらわかること

  • 東京ビットコイン取引所はとにかく手数料が安かった事がわかる
  • 取引所を利用するメリットとデメリットがわかる
  • 取引所の実際に利用した方の口コミ情報

概要

東京ビットコイン取引所は、2016年の年末から取引が始まった比較的新しい仮想通貨取引所でした。

株式会社テコテックが設立した小会社である株式会社東京ビットコイン取引所が実質上の運営会社で、資本金は3,000万円です。

取引所としての実績はDMMに売却されるまで、約1年間という短いものでしたが、DMMが株式を購入したいと考えるだけの特徴がありました。

特徴

株式会社東京ビットコイン取引所は、取引所利用者の資金を会社資金と完全に分離して管理していました。

取引所の中には、会社の資金と取引所利用者の資金を分離していないところもあり、取引所運営会社が倒産した時に、利用者に多大な迷惑をかけるところがあります。

会社が倒産してしまうと、会社の資金はすぐに凍結されたり、会社自体の負債に充てられることになります。

こうなると取引所を利用していた方が預けた資金は、会社の倒産と共に手元に戻って来なくなります。

ですから仮想通貨取引所は、会社資産と利用者の資産を完全に分けて管理しなければなりませんが、東京ビットコイン取引所は分離管理を徹底していました。

加えて取引所利用者の購入した仮想通貨を、オンライン上で管理するのではなく、コールドウォレットで管理しているため安全な取引所でした。

セキュリティー面では、不正アクセス防止のための二段階認証も採用されていました。

ずさんさが取り上げられる中で、資産管理やセキュリティー対策の面で良い特徴がある取引所です。

仮想通貨の購入や売却する時の取引手数料は、完全に無料だったため、何度も取引するようなユーザーにとっては非常に利用しやすい取引所とも言えます。

東京ビットコイン取引所には取引営業時間が設定されており、取引できる時間に制限がある特徴もありました。

取扱通貨

東京ビットコイン取引所で取引できる仮想通貨は、ビットコインの1種類のみでした。

複数の仮想通貨を取り扱う取引所が増えてきている中で、1種類しか取引できない取引所は珍しいでしょう。

メリット・デメリット

1つ目のメリットは、取引手数料が購入と売却どちらでも無料であることです。

取引回数が増える度に、取引手数料の金額はユーザーにとって大きな負担になるものです。

海外取引所の中には、取引手数料を数百円に設定しているところもあるので、手数料無料は大きなメリットです。

利用者の負担という面では、東京ビットコイン取引所はスプレッドも非常に小さいため、利益にとってメリットになります。

多くの取引所ではスプレッドを0.04BTCに設定していますが、東京ビットコイン取引所のスプレッドは0.01BTCです。

他取引所の4分の1に設定されていれば、少しの値動きで利益が出ることにつながるので、利用者は利益を出しやすくなります。

また、安心して資産を預けられる体制が整っていることもメリットでしょう。

資産管理には2つの面が関係しています。

  • 利用者から預かっている資産を分離して管理しているか
  • コールドウォレットを利用しているのか

最初の資産の分離という面では、東京ビットコイン取引所は非常に徹底しています。

利用者から預かっている資産を、会社の資産とは別に管理しているため、運営会社の経営に関わらず利用者の資産は守られています。

万が一、運営会社株式会社東京ビットコイン取引所が倒産した場合でも、利用者の資産はそのまま利用者へ返金されます。

資産を分けておかないと、運営会社の倒産と同時に裁判所に会社資産が取り押さえられて、利用者に資産が返金される可能性は低くなります。

もう1点のコールドウォレットにて利用者の仮想通貨を管理していることも大きなメリットです。

仮想通貨は電子的な通貨なので、コンピューターのハッキングで盗まれる可能性があります。

ハッカーとセキュリティー対策はイタチごっこであり、度々ハッカーがセキュリティーを突破するため、オンライン上で仮想通貨を管理するのは非常に危険です。

利用者が購入した仮想通貨は、安全のためにネットワークにつながっていない場所での管理が必要であり、これをコールドウォレットと呼びます。

東京ビットコインでは、コールドウォレットにて仮想通貨を管理しているため、ハッキングの心配は不要です。

コールドウォレットで管理していなかったため取引所がハッキングされ、数十億円分の仮想通貨が流出してしまう事件が続いているので、東京ビットコイン取引所の仮想通貨管理方法はメリットです。

3つ目のメリットは、二段階認証を採用しているため、第三者にアカウントを利用されてしまう可能性が少ないことです。

IDとパスワードだけでログインするシステムの場合、第三者に利用されてしまう可能性が非常に高くなります。

東京ビットコイン取引所では、SMSを利用した二段階認証によってセキュリティーを向上させています。

東京ビットコイン取引所のデメリットは以下のような4つです。

  • 取扱仮想通貨がビットコインのみ
  • 取引できる時間に制約がある
  • 信用取引を利用できない
  • 取引高が少ないため値動きが激しい

仮想通貨の種類が1つしかないので、違う仮想通貨を取引したい場合、他の取引所の口座を作らなければならないので大きなデメリットです。

東京ビットコイン取引所の取引時間は、午前7時から午前1時までなので、時間外取引ができませんでした。

仮に取引時間外に大きな値動きがあったとしても、取引に参加できないため、利益確定できる機会を逃してしまう可能性があります。

逆に損失を抑えるため売却しようとしても取引できないため、損失を増やしてしまう可能性も増えるでしょう。

特にビットコインは、深夜の時間帯である午前2時から5時までに激しい値動きが起きることもあるため、取引できないのはデメリットです。

利益を増やす方法の1つに、資金を元手に大きな金額の取引ができるようになる信用取引があります。

東京ビットコイン取引所では信用取引ができないため、資金が少ない場合はあまり効率的に資産を増やすことが難しくなります。

4つ目のデメリットは、取引所の利用者が少ないため、1度の取引だけでビットコインの値動きが大きくなる傾向があることです。

儲けにつながる場合もありますが、逆に急に値が下がれば損失が大きくなってしまう可能性もあります。

Q&A

Q
ビットコインの取引ができない時間帯がありますか?

A
メンテナンスの時間を含めて、午前1時から7時までは取引できません。

営業時間外で仮想通貨価格が激しく変動する可能性もあるので、ご注意ください。

Q
セキュリティー対策はどうなっていますか?

A
これまでに日本の取引所がハッキングされる事例が出ていますが、当社では十分なセキュリティー対策を行っています。

お客様がログインされる時には、二段階認証を行うようになっています。

さらにお客様の仮想通貨は、コールドウォレットで管理するため、ハッキングによって仮想通貨が流出してしまうリスクはほとんどありません。

どうぞ安心してご利用ください。

口コミ

  • セキュリティー対策がしっかりしているので良かった

仮想通貨流出のニュースを見ていたので、仮想通貨取引に消極的でした。

東京ビットコイン取引所はセキュリティー対策がしっかりしてそうだったので、初めて仮想通貨の取引をしてみました。

まだ儲けは大きくありませんが、これまでにトラブルが起きたことはないので、安心して利用できています。

今の所、ビットコイン以外の取引をするつもりはないので、取引所には満足できています。

  • スプレッドが小さいので使いやすい

取引所のほとんどがスプレッドを大きめに設定しているので、細かい利益を確定するのが難しいです。

でも東京ビットコイン取引所はスプレッドが0.01BTCなので、利益を出しやすいと思います。

自分のような取引回数が多いタイプでは、スプレッドが小さい事や手数料が無料である事は重要なので、とても満足できています。

まとめ

東京ビットコイン取引所は、現在運営会社が変更になりDMM Bitcoinという名前になっています。

東京ビットコイン取引所だった時は、手数料が無料であり、スプレッドが小さい特徴は利用者にとって大きなメリットになっていました。

セキュリティー対策も十分行われていたため、運用上大きなトラブルが起きたことはありませんでした。

多くのメリットがある一方で、あまり利用者が増えなかった理由は、取扱仮想通貨がビットコインの1種類だったことです。

また営業時間が午前7時から午前1時までと、取引時間に制限があった事も利用者が増えなかった原因です。

東京ビットコイン取引所は、メリットも多かった反面デメリットも多かった取引所でした。

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