なぜ繰り返す?仮想通貨で時々発生する暴落理由とは

投資では時々大きく相場が動くことがあり、通常では考えられない下落を暴落と呼びます。

相場は人間の取引によって動くので、何の理由もなしに暴落は起きません。

暴落理由には何があり、起きた場合にはどのように対処したらよいのでしょうか。

この記事を読んだら分かること

  • 何が原因で仮想通貨の相場で暴落が起きるか分かる
  • 暴落した時にどのように対処すればいいか分かる

仮想通貨の暴落理由には何がある?

投資の相場は人間同士の売買によって成立しています。

仮想通貨は国からの操作はないため、お金の管理をしている銀行が動かすということはあり得ません。

相場の特徴から仮想通貨が暴落を起こすには、必ず取引する人間に影響を与える情報があるのです。

細かく見れば様々ですが、暴落理由には以下のようなケースがあるでしょう。

仮想通貨に法整備が行われる

仮想通貨は生まれた歴史も浅いため、まだ法整備がされていません。

これからも法が変われば、環境は大きく変わるでしょう。

特に相場へ大きく影響を与えるのは規制であり、されると今までのように取引できなくなります。

実際の例としては中国による仮想通貨への行動で、同国では他国と比べて多くの規制を敷いてきました。

仮想通貨の世界において、中国はトップクラスに高い取引量を誇っているため、影響が大きいのです。

中国の規制による話が出るたびに、仮想通貨の相場は暴落が起こっています。

しかし中国では今のところ仮想通貨による取引が再開されているため、規制も完全ではありません。

今後も規制によって相場へ影響を与える可能性はあるでしょう。

別の例としては韓国があり、ある時期に取引禁止という情報が出ました。

情報自体は嘘でしたが本当の部分もあり、公務員による取引は禁止にされてしまったのです。

例に挙げた国以外も他人事ではなく、特に日本は昔と比べビットコインの取引量がトップクラスに多くなっています。

何かしらの規制による話が出れば、ビットコインの相場へ大きな影響が出る可能性は高いでしょう。

重要人物の発言

投資では金融の仕事をしている方達の発言が、相場へ影響を与えるのは珍しくありません。

銀行のCEOがポジティブな発言をすれば上がり、逆にネガティブとなれば下がってしまうでしょう。

投資の世界にはウォーレン・バフェットと呼ばれる方がおり、世界最大の投資会社の会長です。

投資の神様と言われる程の方で、それだけに発言が相場へ与える影響は大きいでしょう。

そんな投資の神様が仮想通貨に対して未来はないとされる発言をし、後に相場が暴落を起こしたのです。

他の人物としてアメリカの大手銀行のCEOであるJPモルガンという方が、ビットコインに対してネガティブな発言をしました。

発言をした後にビットコインの相場は下がったのです。

実例から分かるように国や政治が関係のない仮想通貨でも、重要な人物の発言によって相場が暴落してしまいます。

発言の場合は受け取る側の問題もあり、本人はそのつもりがなくてもネガティブだと受け取れれば、相場は暴落してしまうのです。

金融関係だけでなく、政治家の発言にも気をつけましょう。

取引所の不祥事

法整備がされていないのも原因で、仮想通貨を取り扱う取引所の不祥事も問題になっています。

一番有名な不祥事は、ビットコインがニュースを通して存在を知らせたマウントゴックス事件でしょう。

最初はハッキングされて流出したという話でしたが、後に取引所側が不正をしていたと発覚し、会長の逮捕にまで発展したのです。

ビットコインそのものではなく取引所の責任ではあるのですが、ニュースによって仮想通貨そのものに悪印象を抱く人が多くなりました。

実際にマウントゴックス事件の後、ビットコインは下落率が約90%と100%に近い暴落を起こしたのです。

最近で有名な事件としては、国内の取引所であるコインチェックのネム流出事件があります。

コインチェックそのものは被害者でしたが、セキュリティの粗末さで起こった問題でした。

暴落による原因はコインチェックだけではありませんが、一つとして考えられるのは間違いありません。

特に事件の中心になるネムは、大きな暴落を起こして価値が大きく下がってしまったのです。

加害者、被害者のどちらになったとしても、仮想通貨の相場へ影響を与えます。

取引所は人間が運営するので、これからも不祥事は起きていくでしょう。

機関投資家による操作

仮想通貨に限らず投資は、取引できる環境と条件を満たせば誰にでもできます。

投資の一種であるFXでは、専業主婦が一般のサラリーマンより稼ぐケースもありました。

しかし相場の取引に参加するのは個人だけではなく、仕事として投資を行う人間もいます。

仕事として行うのが機関投資家であり、客からお金を預かって運営するのです。

個人とは違い仕事でするため動かす金額も大きなものになり、取引による相場への影響も大きくなります。

機関投資家が取引を調整すれば、相場を思い通りに動かせるでしょう。

仮想通貨に関しては今まで関係のない話でしたが、機関投資家も少しずつ姿を見せ始めました。

他と違い正確な情報がないため本当のことは分かりませんが、機関投資家が暴落をさせているのでは、という話も見かけられます。

相場の操作をする関係で暴落だけでなく、急な高騰の原因にもなります。

今後も機関投資家が増えて、今より相場を動かす影響力も高くなるでしょう。

税金対策による大量の売り

仮想通貨は国境のお金ですが、利益が出れば税金は支払わなければいけません。

今のところ仮想通貨は雑所得に分類され、利益が多ければ税率も上がってしまうのです。

特に最大の税率が45%で住民税も含めれば55%と、半分以上も取られてしまいます。

仮想通貨は投資なため、利益だけでなく損失も出るものであり、損失はマイナスとして計算できるのです。

しかし仮想通貨の場合は、他と違って年を超えて損失を持ち越すことはできません。

損失を確定申告に使いたい場合は、同じ年内で確定させる必要があるのです。

損失を使いたいために、仮想通貨を売る方が多くなれば、相場も暴落が起きてしまいます。

税金に関しては個人だけでなく法人の話もあり、それだけ多くなりやすいです。

確定申告は2月から3月と時期が決まっているため、近くなって暴落が起これば、税金関係が原因であると考えられるでしょう。

暴落にはどう対処したらいいか

暴落の原因は様々ですが、どれも事前に予想するのは難しい話です。

しかし何の対処もなしの場合、億万稼ぐ億り人になるどころか大きな損失を出してしまうでしょう。

暴落した時の対処法としては以下のようなものがあります。

パニック売りをしない

仮想通貨を保有していると、相場の動きによって価値が変わってきます。

暴落が起これば価値が下がっていくため、損失が大きくならないように売ろうと考えてしまうでしょう。

しかし仮想通貨の相場は、暴落した後もすぐに戻ってくるケースは多いです。

場合によっては時間が経つと以前と同じ価値まで戻ることもあるため、暴落に慌ててつい売ってしまう、パニック売りをするのは危険といえます。

暴落が起きた後は慌ててパニック売りをしようとせず、冷静になって対処しましょう。

相場が大きく下がっているのを見ると心理的に穏やかで入られないため、見ない方がいいです。

ちなみに仮想通貨が売られれば価格は下がるため、多くの人間がパニック売りをすれば相場も大きく下がります。

実はパニック売りも暴落の原因となっているのです

しかしレバレッジ取引をしている場合は、取引所によって追証を求められます。

資金がなくなるどころかマイナスになってしまうため、レバレッジ取引している時はすぐに損切りとして、売った方がいいでしょう。

追証を避けたい場合は、ロスカットを採用している取引所を使った方がいいです。

ルールを決めて取引する

パニック売りは避けたいところですが、相場が必ず元に戻るとは限りません。

売らなかったために、損失が大きくなってしまうケースも十分に考えられます。

しかし無闇に売ると損だけをしてしまうため、何も考えずに売るのは避けたいところです。

避けるためには、自分なりの取引ルールを作っておきましょう。

仮想通貨に限った話ではなく、投資では自分でルールを作って取引するのが基本です。

ルールとして設定する項目は以下のようなものがあるでしょう。

  • どこで購入するか
  • どこまで動いたら損切りするか
  • どこで売るか
  • 一日にどれくらいの資金を使うか

暴落に対する一番のポイントは損切りであり、どこで切るかを決めておけば損害を最小限にできます。

例えば損切りを資金の20%程度にし、下回ったらするといった感じです。

取引にどれくらいの資金を使っているかで変わってくるため、自分に応じた金額を設定しましょう。

特に保有ではなく短期でのレバレッジ取引を中心に考えている場合は、必ず設定した方がいいです。

チャンスを活かす

暴落は大きな損失の出る危険性を持っていますが、同時に大きな利益を出すチャンスにもなります。

先ほども書いたように、仮想通貨の相場は暴落しても戻ってくるケースは多いです。

価格が下がりきったところで購入すれば、戻った時には大きな利益が期待できるでしょう。

チャンスを活かすポイントは、相場が暴落によって下がりきったかを判断することです。

下がりきったところで買わなければ下落が続くため、逆に損失が増えてしまいます。

暴落がいつまで続くかを判断するのは難しいですが、相場の動きを見ればある程度は予想できるでしょう。

下がりが鈍くなり、上がりが多くなれば暴落の影響はなくなったと考えられます。

下がりが終わったとすぐに思わず、時間を置いて本当に相場が回復しているか判断しましょう。

しかし下がりきったところで買うのは、投資において逆張りの取引となります。

逆張りは投資の初心者には難しい取引で、失敗すれば損失の増える危険があるのです。

判断が難しいと考える方は、無闇にチャンスを狙わないのが一番でしょう。

まとめ

暴落はいつ起こるか分からず、これからも続くため避けることはできません。

仮想通貨の取引を続ければ必ず起こる場面に遭うため、対処しておきましょう。

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