韓国では実用化されている仮想通貨ICONアイコン(ICX)とは

ICON/アイコン(ICX)は、韓国版イーサリアムと呼ばれ、韓国国内ではすでに実用化されています。

国内での普及はどんどん進んでおり、世界からも注目される仮想通貨になりました。

この記事を読んだらわかること

  • ICON/アイコン(ICX)にはどのような特徴があるのか
  • ICONプラットフォームが現実と仮想をどのようにつないでいるのかわかる
  • アイコンの将来性は期待できるのか?

概要

ICON/アイコン(ICX)は、すでに流通しているイーサリアムと似たプラットフォームであるため、韓国版イーサリアムと呼ばれています。

イーサリアムの特徴であるスマートコントラクトシステムは、アイコンにも実装されています。

スマートコントラクトシステムという名前ではなく、SCORE(Smart Contract On Reliable Environment)と表現されていますが、基本的には同じ機能と理解できます。

さらにイーサリアムのもう1つの特徴である拡張性の高さも備えており、仮想通貨ICXだけなく、数多くの分野で利用されていくプラットフォームです。

ICONプラットフォームには、SCORE機能を使用して、すでに分野ごとのコミュニティーが存在しています。

コミュニティーはICONによってつながることが可能なため、ICON上の通貨であるICXをやり取りもできるようになります。

スケーラビリティが非常に高いため、ICON上だけなく提携しているビットコインやイーサリアムなどのブロックチェーンにもつながることが可能です。

ICON/アイコン(ICX)の目立った特徴について見てみましょう。

特徴

ICONの特徴について説明するためには、プラットフォームがどのような構造になっているのか理解する必要があります。

プラットフォームには産業界ごとに階層が作られており、コミュニティーが形成されています。

分散型アルゴリズムが登載されているため、コミュニティーの種類はどんどん増やせます。

すでに存在しているコミュニティーは、金融と関係している保険や銀行、公的機関である学校や政府関係のコミュニティーなどです。

各コミュニティーには、中間点に立つ存在であるノードが存在しており、ICONではC-Nodeと呼んでいます。

基本的にコミュニティーごとのブロックチェーン運営は、C-Nodeによって実行されるため、信頼できる方だけがC-Nodeになれます。

コミュニティー階層の上には、さらにICON Republicという階層が存在しており、C-Nodeの投票によって選ばれたC-repだけが上位階層の運営に意見することが可能です。

コミュニティーの中で選ばれたC-repは代表者として、ICONの新規発行の量を決めることになります。

ICON Republicという階層は、下位層にあたる各コミュニティーとつながります。

ICON/アイコン(ICX)はイーサリアムと似ていると言われていますが、上記のようにプラートフォームの構造は大きく異なっているのが大きな特徴です。

さらに新規発行のプロセスも、イーサリアムとは大きく異なっています。

またICON/アイコン(ICX)には、DAVinCI(ダビンチ)という人工知能が登載されています。

プラットフォームにはいくつものコミュニティーが、SCOREによって作成されており、メインチェーンと関連付けられています。

しかしコミュニティーはグループによって分けられているだけではありません。

コミュニティーをコンソーシアムと呼ばれる組合ごとに関連付ける役割を担っているのが、人工知能のDAVinCIです。

例えば、学校と図書館を教育組合としたり、銀行と証券会社を金融組合とするという役割です。

DAVinCIによって組合が作られていくと、コミュニティー同士のつながりがどんどん広がっていくことになります。

これによってプラットフォーム上のネットワークの範囲は広がり、進化していくことが可能です。

このようなICON(ICX)の特徴は、大きなメリットとなります。

メリット

ブロックを分けて管理するためには、SCOREというスマートコントラクト機能と、分散型アルゴリズムDAppsが必要です。

ICONには、2つの機能が備わっているため、いくつものコミュニティーをブロックによって分けて管理することが可能です。

さらにコミュニティーごとになっているブロックをDAVinCIによって、コンソーシアムにできるようにもなりました。

つまりICON上に分離して存在しているブロックが、幅広く関連付けられつながることができるわけです。

拡張性という面で、仮想通貨にとって非常に大きなメリットでしょう。

ICON上の仮想通貨はICXですが、DAVinCIによってつながったコミュニティー同士であれば、コミュニティーの枠を超えて取引できるようになるからです。

例えば、病院で働いている方が病院から給料をICXでもらった場合、ICXを使用してスーパーで買い物ができるようになります。

コミュニティー同士のつながりがないのであれば、異なるブロックごとで仮想通貨のやり取りはできません。

しかしRAppsとDAVinCiによって、取引が出来なかったようなコミュニティーでもやり取りできるようになるわけです。

新しくコミュニティーを作った場合でも、既存のコンソーシアムに含めてもらうことができれば、他のブロックとのやり取りは可能です。

ですから新規でICONプラットフォームを使いたいという企業や個人が次々と出てくる可能性があります。

これは仮想通貨ICXの重要度が上がる要素であるため、価格の上昇を期待できます。

こうした拡張性の高さがあるため、ビットコインやイーサリアムなど他の仮想通貨とやり取りも可能となります

仮想通貨同士の垣根をなくせる可能性もあるプラットフォームであることは、非常に評価されているポイントです。

ICONのメリットには、Loop Fault Toleranceと呼ばれる機能もあります。

LFTと呼ばれている機能は、システムの一部に問題が生じても、ループを止めることなく動かすことが可能という意味です。

これも分散型アルゴリズムと関係があります。

故障や問題を起こした一部分のみを切り捨てることで、メインチェーンに深刻な影響を与えることなく障害から復旧できるようになります。

これは安全面や、仮想通貨の信頼性の面で大きなメリットと言えます。

デメリット

プラットフォームの面では、イーサリアムの韓国版と言われているものの、本家を上回る機能があります。

ほとんどデメリットはないかもしれませんが、気になる点は2017年9月にリリースされたばかりである事です。

これまでは大きなトラブルが起きることはありませんでしたが、今後問題が起きる可能性がないわけではありません。

また韓国の仮想通貨であり、韓国政府の決定に大きく左右されるため、政府の見解次第でICXは大きく値を崩す可能性もあります。

そして現在ICXは、日本の取引所では取扱いをしていないため、購入するためには海外の取引所に口座を作る必要があります。

実際の取引は、日本の取引所から海外の取引所にビットコインなどを送金してから始めます。

送金手数料などもかかるので、手間に加えて費用面でもデメリットとなります。

まとめ

イーサリアムと似ていると噂されるICON/アイコン(ICX)であり、SCOREと呼ばれるスマートコントラクト機能を備えています。

さらに分散型アルゴリズムRAppsも登載しており、非常に拡張性の高いプラットフォームです。

人工知能のDAVinCiによって、これまで取引ができなかったコミュニティー間でのやり取りも可能になります。

今後ICONプラットフォームを使いたいという団体や企業が増えてくるなら、こうした特徴によって多くのユーザーを獲得できます。

同じプラットフォームさえ使っていれば、既存のコミュニティーともやり取りできるため、新規参入しやすい環境になっています。

非常に将来性のあるアルトコインの1つでしょう。

但し韓国政府の規制が、今度どのように変化するのか予測不可能なところもあるため、取引する場合は韓国政府の動きに注意が必要になります。

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